basyouu’s diary

さあ、これからです。

私のおじいちゃん

こんにちは。
最近非常にお盆ですね。非常です。
こんな時は、家でガンガンにクーラーをかけながら、キンキンに冷えた麦茶を飲みながら、ポリポリ鼻くそをほじほじしながらモグモグしつつ、甲子園をみるのが最高の贅沢ではないでしょうか、
ガンガンキンキンポリポリモグモグ。

さて、お盆と言えば親戚一同が顔を合わせ、怒涛の大近況報告大会が始まりますよね。
僕の家でも、お盆には、親戚一同が祖母の家に集合し、近況報告をしながらキリンビールを飲むのがお盆の定番です。


さて、今回は、私のおじいちゃんの話をしたいと思います。
特別オチがあるわけでもなく、ただおじいちゃんのひととなりを紹介します。

「お前のじいちゃんの話とか興味ねーよ」という意見もあるかと思います。はい。その通りです。
そんな方は、眉間に皺をよせながら慎重にブログを閉じましょぅ。



私のおじいちゃん

昭和7年生まれ。現在86才。さる年。
名前は「正義(まさよし)」
今の時代に生まれていたら、恐らく「ジャスティス」と名付けられたはずです。
おじいちゃんは、名前の通り非常に正義感の強い人間かどうかは、一切わかりません。

しかし、名前の「正義」からわかるように、ひとつ確実に言えること。

それは地毛の9割が無いということです。
流行のヘアスタイルなのか、トレンドなのか、彼のポリシーなのかは分かりませんが、とにかく髪の毛がありません。


私のおじいちゃん

おじいちゃんは昔よく名言を言っていました。
例えば、こんなの。

「物を買うとは現金で買え」
by Masayoshi


現金で買った方が、お金を払った感覚があり、お金の価値や、ありがたみを感じることが出来るからだとの思いだったのでしょう。
そんな、教えを受け育った私。


買い物といえば、もっぱクレジットカードと電子マネーAmazonやメルカリでの買い物が中心となり、コンビニで現金を払う行為すら面倒くさくなっています。
現代のテクノロジーの恩恵を贅沢に使いこなしている生粋のゆとり世代でございます。


また、社会人になってから、糞を2回もらした私。
そんな時、おじいちゃんのこんな名言が浮かび上がってきました。

親の死に目に会えなくても、うんこはしろ
by Masayoshi♡

親が死ぬというどんな一大事でも、糞の優先度は最上位であるという教え。
糞を漏らして、身に染みて実感しました。

この教えは現在のビジネスシーンでも役立つものと思われます。
日々膨大なタスクに追われるビジネスマンにとって、いかなる状況でも糞のプライオリティは高いと肝に銘じましょう。


そんなおじいちゃんは、現在大人用おむつで生活をしています。
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ライフリー パンツ用尿とりパッド ズレずに安心紙パンツ専用 2回吸収 36枚


おじいちゃんから教えてもらったのはこの2センテンスのみです。



私のおじいちゃん

好きな食べ物は、肉とピザ。食事内容だけ聞けば、20代アメリカ人と相違ありません。
決しておじいちゃんは、アメリカに住んだこともなければ行ったこともありません。
昔、おじいちゃんの家にホームステイの外国人が泊まりに来た時、その人に対して饅頭(まんじゅう)の事を、ミリオンテンと言ったレベルです。


つまり何が言いたいかというと、それくらい肉とピザが好きだと言うことです。


以前、おじいちゃんの家で宅配ピザを頼んだことがありました。
おじいちゃんは、もう食事を終えたため、入れ歯を外し歯磨きをしていました。
(前歯に関しては1本もありません。)


そこに、運ばれてきたトローリチーズの熱々の美味しそうなピザ。


おじいちゃん。テーブルに近づき、右手でワンピース持つ。





パクリ












さあ、歯がない状態で、熱々のピザを食べると一体どうなるか皆さんはご存知だろうか。




そう、「鬼のように熱い」のだ。鬼がどれくらい熱いかはわからない。とにかく鬼である。


おじいちゃんは悶絶の表情を浮かべながら、歯茎にくっついたチーズを必死でとっていました。



私のおじいちゃん

今こそ体力的衰えがあり、若いとき程行動的でないにせよ、非常に多趣味だったそうです。

卓球、マラソン、バドミントン、社交ダンス、畑仕事等、非常に多くの活動をしていました。


ラソンをそもそも始めた時期が50?才頃らしく、その始めたきっかけは、健康のためとかそんな高尚な理由ではなく、
「マラソン選手が給水シーンで、水を口に含んだ後、ポイっと容器を路上に投げ捨てる姿がかっこいいから」
だそうです。始めた動機が素敵です。濡れます。



私のおじいちゃん。

86歳でありながら社会的な問題にも精通しています。
親戚一同で、テーブルを囲んで最近「セクハラ」や「パワハラ」とか色んなハラスメントが社会問題になっているよね~と話していました。

すると、普段口数の少ないおじいちゃんが珍しく会話に入ってきました。

おじいちゃん:昔はな、外にいて雷が鳴ると、近くの木に隠れたんだわな。そんで、その木が桑の木だったんだ。だから、昔の人は落雷とか災難を避けるとき、「くわばらくわばら」と唱えるんだ。

親戚一同:「くわばら」はハラスメントちゃう


この天性のボケのセンス。いや、もはや、ほんとにぼけているとも思われます。真相は闇の中です。


私のおじいちゃん

ここ数年でかなり耳が遠くなってきたおじいちゃん。会話をするのも一苦労です。
左耳では音を感じることができません。まさしく無の境地。おじいちゃんの左耳の前ではどんな爆音も意味を成しません。


たとえ、おじいちゃんの左側に、タンクトップに短パン、足元はナイキのエアジョーダンをはいた髪の毛をあみあみにしたラッパー気取りのHIPHO金髪野郎が肩にラジカセを担ぎながら爆音でビートを流し、「YeahYeahYeah」と言っても気づきません。

そんなおじいちゃんを攻略するポイントは、


会話をするときに常に右側に回り込む。この1点。



そして、いつもより通常より2倍のボリュームで、かつ1/2倍のスピードで話すことも攻略のポイントです。


それでも、会話をするときは、投げかけた言葉に反応するまで約10秒以上時間がかかります。衛星放送を見ているかのような、タイムラグがあります。気長に待ちましょう。


私のおじいちゃん

トボトボと歩くおじいちゃん。
その速度は、秒速50cm。ダルマさんが転んだをやらせれば恐らく無敵でしょう。ただ、恐らくおじいちゃんはダルマさんが転んだをやったことはありませんし、これからもやる予定はありません。
動物界で例えるなら、歩くスピードは、ナマケモノに匹敵します。


また、おじいちゃんはよく自転車に乗ります。
自転車というテクノロジーを手にいれたおじいちゃんは、信じられないほどのスピードを手に入れ、なんと秒速2m、普段の4倍の速さで移動します。



この秒速2mが一体どれほどのものかというと、一般人の平均的な漕ぎと比較した場合、半端なく遅いです。超ノロノロ運転です。
足の旋回運動は、まるで水中でペダルを漕いでるかのようです。



さて、これほどのゆっくりとした足の旋回運動で自転車を漕ぐと一体どうなるでしょう?


そう、半端なく左右にぐらつきます。
周囲からは、酒を飲んで蛇行運転をしている老人にしか見えない事でしょう。


また、これほど高い自転車の操作スキルをもっているおじいちゃんは、毎日、家の近くにある大江川に7回ほど自転車をこぎに行きます。


地域の人からは「大江川の神」と崇められています。
あまりにも大江川に行くため、たまに体調が悪くて行けない日が続くと、「最近見ないけど大丈夫?」と大江川近くに住む住民から連絡が入るそうです。
そして、毎日大江川に行っているため、半端なく日焼けしています。その暗褐色の肌色は、セネガル人をも彷彿とさせます。

皆さん。大江川周辺で信じられないほど蛇行運転をしている、周りから「神」と黄色い声援を浴びながら、ピザを苦悶の表情でほおばるセネガル人風の男性をみかけたら、








それは、間違いなく私のおじいちゃんです。



あと、ネタが1086個ほどあるのですが、そろそろ終わりにします。
私の脳がおかしくなってきましししfえsえういいdあsfdたたた。


こんな記事を書いてたら平成最後の夏が終わりそうです。



ではでは