今回の記事は非常に駄文である
少し蒸し暑さが残る7月の夕暮れ時、スターバックス豊島園店で、ボサノバ風のミュージックが流れる中、優雅に足を組み、
村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」を右手に持ち、ブラックコーヒーをすすりながら、ノマドワーカー気取りのジャルジャル後藤チックの聡明な青年をみかけただろうか。
- 作者: 村上春樹
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- 発売日: 1997/09/30
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その男は、間違いなく私である。
しかし、その男は、突然読んでいた本を閉じ、いきなりボカボカと文章を打ち始めたのは、一人のセクシーな女性が店内に入ってきたからである。
「セクシーな女性」は、たくさんいるけれども、その女性はそんじょそこらにいる美人とは、一線を画す、がちもんのセクシーな女性であった。
均整のとれた顔つきは新垣結衣のようであり、はっきりした目鼻立ちはローラのようであり、ぷっくりした下唇は石原さとみのようであり、色気はアンジェリーナジョリーのようであり、また、何とも言えないアンニュイな雰囲気は、アンジェラ・アキのようであった。
総合的に判断して、少しセクシーなアンジェラ・アキであった。
また、彼女の薄ピンク色の半袖のサマーニットは、彼女のボディーラインを露わにしており、Fカップ以上は確実にあった。
彼女は、その見事なおっぱいから湧き出る圧倒的な自信、余裕さを周りにふりまきながら店内に颯爽と入ってきた。
僕は、二人掛け用の丸テーブルに座っており、彼女は、僕の目の前の別のテーブルについた。
席についた彼女は、自前のタンブラーを手に取り左斜め上を見上げながら、コーヒーを飲んだ。そして、眼鏡をかけて、慣れた手つきでカバンからMacBookを取り出した、。
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僕は、しばらく、彼女の様子を観察していた。観察するというようりは、チラ見を繰り返した。
文字を打ち始めたかと思えば、ふと肘をついて画面を凝視したり、スマホをいじったりしていた。
その姿は、どれも美しく、芸術作品であった。
さて、突然であるがここで非常に残念なお知らせがある。
あまりの突然さに、目ん球が飛び出てしまった読者もいるだろう。
この話の展開についてだが、この後僕が女性に声を掛ける事は一切なく、逆にその女性から逆ナンされるわけでもなく、はたまた女性が急にMacBookをたたき割ることなどない。そう、面白いストーリーは一切発生しない。
今回の記事は、ただ「セクシーな女性が目の前に座った」という笑いが一切発生しないものになっている。この結果について、自らの文章力・構成力の低能さを露呈するものとなってしまい、今後私が日本語を扱う資格はないとさえ考えている。
そして、僕のブログを東京五輪よりも心待ちにしている読者にとっては、大変申し訳ない。
毎度、貴重な読者のお時間を、駄文を読む時間に割いて頂いていたのは感謝する。
そして、今回のような記事になってしまったことは、最低のカスタマーサービスだと自負しており、責任をとって今回でブログを引退しようと思う。
とはいっても、やっぱり文章は書きたいし周りから称賛をされたいので、先ほどの発言は全て撤回する。我ながら非常に利己的だと感じる。
とにかく、今後、面白い文章を書けるよう、今回の反省を生かし今日はオ○ニーをして寝ようと思う。
そう、今日は7月21日であるから。
ではでは
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