basyouu’s diary

さあ、これからです。

大学生の頃バス停で会った女の子との思い出①

私が高校を卒業して大学1年生になりたての頃の話だ。

10年経っているが、今でも鮮明に覚えている。

 

私の通っていた大学は市街地から隔離されており、最寄り駅からバスで約30分ほどかかる距離にあった。

 

辺鄙な地に立地しているため、下宿している学生を除き、ほとんどの学生はバスを使って通学する。

そのため、朝の通学時間は、富士Qのアトラクションくらい、嫌気のさすような長蛇の列になる。

 

入学当初は、1限目に一般教養の授業があった。

そのため、平日はほぼ同じ時間のバスに乗り通学していた。

 

同じ時間に通学すると、何度か見たことある学生に遭遇する。

毎日グレーのパーカーのやつ。部活動のジャージのやつ。めっちゃ天パのやつ。いつもラクロスの棒もってるヤツ。

 

その中で、一人、私の視線を釘付けにした女の子がいた。

 

本当にきれいな女の子だった。女優で例えると夏帆のような子だ。

身長は160cmくらい、やわらかなカールを巻いた黒髪が肩まで垂れている。

その女の子はいつも細身のズボンにシンプルなシャツを羽織っていた。

学業に励む上で髪の色を必要以上に明るくしていないことや、男性の目を惹くための機能性の一切ないフリルのついた服を着ていないところも、好感がもてた。

 

その子はいつも、私が並んでいるバス列の30m程度前に、他の学生と同じように列に並んでいた。

 

 

 

くじらが大量のプランクトンを飲み込むかのようにバスに人が吸い込まれ、それに合わせて、列が少しずつ動き出す。

 

列がちょうどカーブに差し掛かったところで、彼女の横顔が一瞬視界に入る。

シャープな顔立ちに柔和な目元。僕の心臓の毛細血管まで活性化させた。

 

 

次につづく。

 

 

 

コンビニに関するこわい話

お久しぶりです。

世間は、
コロナによる緊急事態宣言の延長、東京オリンピックの開催有無、小室さんの結婚に関心が集まっている中、
その中で、最も注目を浴びているのは、「basyouのブログ更新」である事はまちがいない。


今回のテーマは、いつものバショウの文章とは異なる。
怪奇現象に関する話であり、内容も少々重い。いつものポップコーンのような文章とは異なるので、留意して読んで頂きたい。
家に養命酒がある方は手元に置くことを推奨する。



これは、私が最近になって気付いた怪奇現象についてだ。
現時点では、原因不明。しかし、現象が発生するタイミングはきまっており必ずコンビニに行くときだ。。正確にはコンビニへ行こうと家の扉を開けた時からである。

コンビニ人間 (文春文庫)

どんな怪奇現象かというと、
「家を出る前に頭の中にメモした商品数と、家に着いたときの商品数が異なる」
ことだ。
コンビニから帰ってマイバックを確認すると、家を出る前に記憶していた商品とは異なる商品が必ず鎮座している。



つい、先日の出来事だ。
家で夕ご飯を食べたあと、
一杯やるか~と思い近くのセブンイレブンへ行った。
家を出る前、私は脳の海馬に「缶ビール、コンソメポテチ」とメモした。
家をでて3分程歩きセブンイレブンに着いた。先程脳にメモした商品を思い浮かべながら、商品棚から商品をカゴの中に移動させる。
家に帰り、マイバックから商品を開けると、先程のメモにはなかった「謎の白い物体」がそこにはあった。
www.sej.co.jp








毎回、脳内にメモした商品数以上の商品がマイバックには存在する。
コンビニへ行くときの5割くらいはこのような現象が発生する。




ただ、現象とは言いながら商品を購入しているのはまぎれもなくこの私である。
つまり、原因は私だ。しかし、自覚症状はない。
となると、自分の脳に何らかの原因があるのでは?と考えた。10分前の出来事を短期記憶に保管できないモンキー知能の持ち主なのかと。



私は世間一般でいうエリートではない。しかし、小・中学校の義務教育は卒業し、4年生大学まで卒業している。
これに加えて、東京都公安委員会から選ばれた者だけに車の運転権利を与えられた有資格者でもある。


上記の事実から客観的に判断すると、
私は、知能指数の880を有するホモサピエンスである。
モンキーはモンキーでも、モンキー界のヒエラルキーのトップに君臨するホモサピエンスだ。





次に、コンビニ側に問題が存在するのでは?と考えた。
具体には「コンビニに行くと気分が高揚し、ドーパミン等の興奮作用が発され、状況判断に支障を及ぼす」ことだ。
わかりやすい例でいうと、お化け屋敷やジェットコースターに乗ったあと、心拍数が上がり、
普段全く恋愛対象外と思っていたアイツにドキドキする、アレだ。
つまり、コンビニが、私の心拍数の上昇に資するトリガーとしての機能を果たしており、そのトリガーを特定すれば対処出来るのではと考えた。


さっそく、いつものセブンイレブンに行き、その「トリガー」を特定するため隅々までチェックした。

お化け屋敷的な要素はないか?レジ横の熱い透明の直方体からフランクフルトが突然飛んでこないか?ジェットコースターのように高低差や急カーブがないか?
熟練昆虫学者のように隅々まで店内をチェックした。


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セブンイレブンはとても平穏であった。お化け屋敷な要素もなければ、ジェットコースター的な要素もない。
まず、お化け屋敷とは真逆で店内は白かった。陰気なお化けとは対照的なアルバイトの女子大生が元気ハツラツで接客してくれた。
ジェットコースターのような高低差はなく、フラットな床。入口付近は段差がなく、バリアフリー化されている。歩きやすい。


結局原因わわからず、コンビニを後にした。家につきふと右手を確認するとアイスクリームを持っていた。










とまあ、色々書いてみたが、結局、私は広告会社のマーケティングにまんまとハマっている愚かなモルモットだ。
それにしても、ファミマの抹茶スイーツって美味しいいいいいiiiiieef@;ふぁp@@。

① 北海道へ出張にいったら、もうそれは恋だ。

今回は、人生ではじめて北海道へ出張に行ったことについて書こうと思う。

まず、初めにことわっておきたいことがある。

それは、今回のタイトル「北海道へ出張にいったら、もうそれは恋だ。」と今回のブログの内容に一ミリも相関がないことについてだ。
これは先に謝罪をしておく。


しかし、なぜ、今回このようなタイトルにしたのか?


それは、ちょっとエモい文章表現をしてみてセンスある人間だと思われたかったからである。
まあ、タイトルがエモいか、エロいか、キモいかは読者の判断に委ねる。
てか、そもそも「エモい」を知らない時代遅れ野郎は、今すぐ女子高生を見習い、タピオカミルクティーの行列に並んだ方がいい。



私のタイトルがいけているかは別として、下記に私がグッときたLUMINEの広告コピーを紹介する。
今回のタイトルはこれから着想を得た。

「試着室で思い出したら、
本物の恋だと思う。」


…さあ、茶番は終わったので本題に入ろう。

人生初の出張に気分はあがっていた。
予定自体は月曜日にあったが、人生初の札幌を存分に満喫すべく土曜日には羽田空港を飛び立ち新千歳空港(札幌)へと向かった。


久しぶりの飛行機、いやCAにテンションは爆上がりだ。

新千歳空港が近づいてきた。窓から田んぼ、畑、森が一面に拡がっている。
東京のようなコンクリートジャングルとは全く違う。
眼前に拡がる生い茂った森を見て、北海道に来たという認識が強まった。
そういえば、「神は死んだ」といって死んで逝った哲学者ニーチェがこんな事を言っていた。

私は森を愛する。都会は住みにくい。そこには淫乱な者が多すぎる。

BY ニーチェ

なぜ、ここでニーチェの言葉を引用したのだろう?と、皆思っているだろう。


その通り。
今のところ、私にもわかっていない。意味などない。
強いていうならば、北海道の大自然がそうさせた。


そうこうしているうちに新千歳空港に着いた。
私は、予約していたホテルに向かうため、札幌駅まで電車に乗った。
乗ってびっくりしたことは、電車の座席間が異常に広いことだ。
どれくらい広いかというと、チワワだと6頭。イルカでいえば1匹だ。


途中、女性が1人乗車してきた。
すこし大がらな女性であった。
どれくらい大がらかでいうと、リンゴ(200g)でいえば40個。うまい棒(10g)でいえば8,000本だ。


その立派な体付きに、北海道に来たという現実を改めて認識し高揚した。
また、その女性は、首にチョーカーをつけていた。
首元の柔らかな肉がチョーカーに食い込んでいた。
一歩間違えれば拷問器具と捉えられても不思議でない。


そうこうしているうちに札幌駅に着いた。
電車をのりついで、ホテルのあるすすきのまで移動した。すすきのと言えば北海道一の歓楽街だ。
飲み屋から、キャバクラ、ラーメン、ジンギスカン、キャバクラ、すし、キャバクラ、なんでも揃っている。

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すすきの

すすきのの観光スポットといえば「ニッカウヰスキー 看板前」だ。写真がぼやけているのは私の愛嬌が故だ。温かい目で見守って頂きたい。


看板前には、多くの人で溢れていた。
日本人だけでなく、外国人もたくさんいた。
看板を背景に写真撮影する観光客、客引き行為を行うキャッチ、肩を組んで大声で笑うおっさん、高いヒールを履いて颯爽と歩く派手目なギャル。


すすきのだ。すすきのへ来た。


目の前に繰り広げられる光景に、すすきのへ来たという現実がたたきつけてくる。


とりあえず腹が減ったので、そこらへんにある小汚いラーメン屋に入った。
店内は15席程度のカウンター席で、壁には有名人のサインらしきものが一面に貼られていた。


席に座った。
目の前の厨房内には、首元がクタクタになった黒いTシャツの齢65くらいの大将がいた。
彼は、雑に僕の前に水を置いた。
手に取ったメニュー表は、表面が背油でコーティングされていた。



みずほらしい大将、雑な接客、とろみのかかったメニュー表。
これら全ては、この店のラーメンが旨いことを約束している。


僕は、味噌ラーメンを注文した。



「味噌一丁~」
大将のけだるそうな声が店内に染み渡る。


10分程して、味噌ラーメンが運ばれてきた。
とりあえず、写真を撮った。


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味噌ラーメン

写真を撮った理由は、記念に1枚撮っておこう。とかでなはく、
インスタグラムに投稿してインスタ映えを狙うためだ。

しかし、撮影した写真を見返すとどうも映えていない。
なぜだ??




昨今、若い女性の間でタピオカミルクティーたるものが流行っている。
茶色い液体に、具材が入っているという点では、タピオカミルクティーも味噌ラーメンと同じ概念にあるはずだ。
なぜ、味噌ラーメンは映えないんだ?
味噌ラーメンだってインスタ映えしてもいいんではないか。
もっと若い女性に愛されてもいいんではないか。

僕は、目の前の味噌ラーメンに同情を示した。


そんな、不毛なことを考えながら、僕はラーメンを口へ運んだ。










ずるずるっ










ううっまあぁぁ♡




続く
ではでは

③半年ぶりに合コンにいったが、不甲斐ない結果に終わったため一部始終をしたためたい(最終)

 

basyouu.hatenadiary.com

↑前回編 

 

新宿に降り立った私は駅の東南口で友人らと集合した。

僕は、少し早く着いたので改札を出たとこで友人らを待った。

 

待ち合わせとは不思議なもので、待ち合わせの身になると、普段は全く気にならない、他人の待ち合わせが目につく。

 

「あの人化粧ばっちりだな、彼氏とデートかな。それともマッチングアプリで会った人との初デートかな?」

 

「女の子二組でまちわせか。彼女らも合コンかな」

 

 

こんな、不毛な考えを巡らせているうちに、

友人らと合流した。 

 

 

「今日は、どんなこやろな」

「だれの知り合いやっけ」

「職業は保育士やったよね」

「おっぱい大きいかな」

「保育士って性欲強いかな」

 

 

ひとしきり、友人らと実りある不毛な会話をしたとこでお店に向かった。

 

お店は、地下にあった。新宿らしいB級の外観であった。

店に入ると奥の個室に案内され、そこには、既に女の子が3人座っていた。

 

一番、奥に座っていた子は、目はくりくりで、髪は茶金色のゆるふわポニーテールでベージュのVネックセーターを着ている。女性らしいデコルテが垣間見えた。

彼女は一通りの世間で流行しているメイク・ファッションを理解し、それを体現しているよううな感じだった。

 

そんな彼女の風習は、総合的にみて、まるでドラミちゃんのようだった。

 

Vネックをきたドラミちゃん。ポニーテールのドラミちゃん。そういったとこだろうか。 

 

彼女がドラミちゃんに見えたのは、その体型のせいなのか、ベージュという膨張色を着ているせいかは分からなかった。

 

 

次に、真ん中に座っていた子は、茶髪で前髪パッツンの大人しそうな子であった。服装は、あまり垢抜けておらず、段ボールと同じ色のワンピースを着ていた。

彼女の外見を食べ物で例えるなら"切り干し大根"が一番近い。

 

一番通路側に座っていた子は、黒のピタッとしたタートルネックを着ており、恐らくCカップであった。顔は、動物でいうなら、オカピに近い。

ja.wikipedia.org

 

 

僕は、真ん中の席に座り、対面は切り干し大根になった。

 

合コンが始まった。ビールが人数分運ばれてきて、自己紹介が始まった。

 

まずはドラミちゃんから

「名前はゆかです。保育士しています。趣味は、、、」

 

2千回は聞いたような、ありきたりな自己紹介だった。内容は覚えていない。

 

 

次に切り干しちゃん。

「さきっていいます。保育士しています。好きな食べ物はメロンパンです。」

 

 

 

好きな食べ物は、メロンパン。

IQが低そうで可愛い。

 

 

決して、彼女のことをディスっている訳ではない。

かくいう僕も公な場では、好きな食べ物を「クロワッサン」と明言し、言葉の響きのかっこよさで、自らのかっこよさを暗にアピールしようとしていた時期があり、あまり人の事は言えない。最近は気を付けている。

 

 

順番が僕に回ってきた。

少し緊張していた。

 

「バショウといいます。インフラ系の職業です。休みの日は、パン屋かカフェによくいきます。

好きな食べ物はクロワッサンです。」

 

緊張のあまり封印していたクロワッサンを言ってしまった。 

 

 

 

 

 

 

 

 

「へえー」

 

女性陣から感情のない相槌が聞こえる。

 

ところが、一人反応が違う人物がいた。

切り干し大根だ。

 

「私もパン好き!」

 

純粋な反応だった。

恐らく彼女の純粋さと知能レベルは反比例している。

 

 

 

 

「好きなパン屋さんとかあるの?」

切り干しちゃんが僕に質問してきた。

 

 

「恵比寿の○○と、代々木にある○○ってパン屋が好きかな」

僕は、お気に入りのパン屋を教えた。

 

「へえ~、私はね、東京駅の○○ってとこが好きだよ!」

彼女は好きなパン屋について、いろいろとエピソードを踏まえながら教えてくれた。

 

 

なんとなく、パントークが盛り上がってきたところで回りの人間を置き去りにしてしまったようなので、ドラミちゃんにも質問した。

 

「ドラミちゃんは、パンとか好きなの?」

 

目の前の焼き鳥に気をとられていたドラミちゃんの視線がこちらに向く。

 

 

 

 

 

「私はパンも好きだけどお米が好き!」

 

 

 

 

 

 

 

 

お米が好き

 

僕の24年間蓄積した統計によると、白いご飯を「米」という人間は、かなりの確率でそれとわかる体型をしている。

 

 

僕は、続けて質問した。

「へーそうなんだ。お米とあうおかずだと何が好きなの?」

 

「えー、何でも好きだけど、そのまま食べるのが好き!」

 

 

 

 

 

 

そのまま食べるのが好き。

 

僕の24年間蓄積した統計によると、白いご飯を「そのまま食べるのが好き」と言う人間は、圧倒的な確率でそれとわかる体型をしている。

 

 

 

 

「ご飯って美味しいよね~」

僕は、適当に返事をしておいた。

 

 

 

 

 

 

 

とまあ、合コンのハイライトは以上になる。

突然の前触れなきストーリーの終了に、読者は驚きと怒りを禁じ得ないだろう。申し訳ない。

 

 

途中、掘りごたつの下で足をトントンしあい、お互いのことをなんとなく意識しあったり、トイレに立つときにさりげなく肩に手を置かれてドキッとするような場面も、一切起こらず会は波音立てず終了したのである。

 

 

 

今回の敗北の原因は、我々のコミュ力トーク力、笑い、ステータス等で至らなかった点が大きい。

 

しかし、それ以上に私が決してドラミちゃんや、切り干し大根が好きではないことに大きく起因する。てか、それが全て。それ以上の理由はない。

 

 

いや、仮に、私がアニメのドラえもんにでてくる「ドラミちゃん」が大好きだったり、毎食切り干し大根を食べないと体調に大きな影響がでる体だったとしても、ドラミちゃんや切り干し大根を擬人化させたものは決して好きではない。

 

私が好きなのは、美人でスタイルもよく笑顔が可愛くてツンデレで自分にだけデレデレしてくれる、おっぱいが大きい(その上性欲が強ければなお◎)「小倉優香」のような子だ。

 

www.instagram.com

 

 

てか、小倉優香めっちゃ好きなんだが。

 

 

 

ではでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②半年ぶりに合コンにいったが、不甲斐ない結果に終わったため一部始終をしたためたい(中盤)

basyouu.hatenadiary.com
~↑前編~こちらからどうぞ

早速、紳士になるために池袋のLOFTへ向かった。

ここで、「紳士になるためにLOFTへ行く」という暴力的なロジックにぶっ倒れている読者が想定されるので、
なぜ池袋のLOFTへ行こうと思ったかを説明させていただきたい。

まず、紳士とは「できる男」であると考えた私は、
GOOGLEに「できる男 持ち物」と打ち込んだ。

すると、こんなサイトがでてきた。

「「デキる男」の特徴とは? 持ち物・外見でわかる見抜き方」
出典:まいなびウーマン


これだ。と感じた私は早速このサイトを貪るように読んだ。

そこには、「できる男の持ち物」がランキング形式でベスト3まで記載してあった。
そのランキングはこうであった。

1位:アナログ手帳
2位:腕時計
3位:ティッシュ、はなかみ

なるほど、
ベスト1位のものが最もできる男がもつに相応しい品という情報を手に入れた私は、さらに深追いして検索をした。

「アナログ手帳 紳士」
「アナログ手帳 できる男」
「アナログ手帳 もてる男」
「アナログ手帳 合コン」
「アナログ手帳 スタイリッシュ」

この様々なワードと「アナログ手帳」を軸に検索する方法は、まるで、バスケでいうなら軸足を固定した「ピボット」のようである。そしてこのピボット検索は、情報過多の現代社会を生きる上で非常に役に立つ。

例えば

「素人 ナンパ」
「素人 巨乳」
「素人 痴女」
「素人 バ〇ク」
「素人 騎〇位」

このピボット検索によって、我々は甘い果実を手にすることが容易になる。

話がそれてきたのと私の性癖が垣間見えたことに関しては、本題と一切関係ないので無視していただきたい。
そうこうしているうちに、気になる手帳を発見した。




モレスキン




モレスキン
ピカソヘミングウェイなど多くの芸術家に愛され、その芸術活動を支えてきたノートブック。そのノートブックにインスパイアされ生まれたのが「モレスキン」でした。今では伝説的ノートブックと呼ばれ、世界中で親しまれています。丸い角の黒いシンプルなノートで、表紙は分厚く頑丈なハードカバーで、耐久性に優れています。



ゲルニカ」のピカソ、「老人と海」のヘミングウェイ
世の中の偉大な作品は、モレスキンからインスパイアされたのか。
まさに、歴史を作ったノート。

これは、本物だ。
私は、モレスキンのブランドの歴史に完全にとりこになってしまった。




ここで、ピカソヘミングウェイのことについて無知な読者のために、芸術について全く興味のない私から含蓄を踏まえながら説明したい。
ピカソとは、ボーダー服が似合う絵の特異な爺さん。
ヘミングウェイに関しては、恐らく鼻歌をふかしながらアルプス山脈で牧畜業を営んでいるヤギが好きな白ひげの爺さん。

ヘミングウェイに関しては、予備知識ゼロであり、アカデミックな知識を期待している読者の期待に応えられず申し訳ない。)

とにもかくにも、
僕は触発され、LOFTへ行くことになった。モレスキンを買いに。



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さて、お気づきの読者もいるが、今回のブログテーマである「合コンに半年ぶりに行った件」について、
全く、本題に入る様子がなく、単に「LOFTへ手帳を買いにいくサラリーマン」の話を終始していることについては、
お詫び申し上げたい。



そろそろ本題へ。



そして、私は、このモレスキンをカバンに忍ばせ、夜19:00、日本で一番性欲が集まる街、
歌舞伎町で有名な新宿東口へ降り立った。
















あまりにも眠たくなってきたので、今日はこのへんにする。
ではでは

老人と海 (新潮文庫)

老人と海 (新潮文庫)

①半年ぶりに合コンにいったが、不甲斐ない結果に終わったため一部始終をしたためたい(序章)

先週の日曜日。

 

僕は、久し振りに、合コンに行った。

3日ほど前に会社の同僚から、

「合コンどう?」と突然のLINEがきた。

 

僕は、0.0003秒による熟考の末、

「いく♡」と返信した。久し振りの合コンということもあり、私は期待で頭と股間を膨らませていた。

 

ここで気になるのは、対戦相手だ。

戦に勝つには、対戦相手にあった戦略が必要だ。ポケモンでいうなら、火タイプには水タイプ。草タイプなら雷タイプと、相手にあわせてモンスターを繰り出す必要がある。

 

 

対戦相手は保育士。

 

 

 

 

保育士は、普段「幼稚な子供」としか接しない。

とすると、自ずと戦略が決まる。

保育士にささるのは、「アダルトな紳士」だ。

 

戦略が決まった。

僕は、残りの3日間で紳士になろうと考えた。

 

しかし、ここで疑問が浮かぶ。

そもそも「紳士」とは何だ。ジェントルメンのことか。いや、ジェントルマン?

 

恐らく、紳士とは、頭脳明晰で仕事に対しても誠実な責任感で臨む。さらに、クールでオールバックで上質なスーツに身を包み、小物にもこだわる。モンブランの万年筆に、腕時計は質実剛健セイコーか、伝統的なIWCだろう。趣味はきっとコーヒーと煙草にクラシック音楽だ。そして、孤独を愛す。

 

僕は、紳士の全体像を大体つかめたところで、最もインスタントに紳士になれる方法を実行することにした。

 

皆さまも分かると思うが、内面を変えるよりは外面を変える方が手っ取り早い。

ベストは、髪を切って上質なスーツでも買うことだが、残念ながら美容院には、先々週くらいに行ったし、スーツは高いから無理だ。

 

 

だとすると、小物だ。一番安上がりで紳士になれそうだ。

 

 

 

僕は土曜日、最速で紳士になるために、鼻息荒く池袋のLOFTへ足を運んだ。

 

 

 

続く。

 

 

 

 

 

冬にスタバにいくとうんこをもらしたのを思い出す。

忘れもしない。あれは、社会人1年目の土曜日の朝だった。

その日、僕は会社が休みとういうこともあって渋谷駅でホテルバイキングをとったあと、ゆくあてもなく渋谷の街を徘徊していた。
かなり寒かったので、僕はどこかカフェに入ろうと思い、最近若者に絶大な人気のカフェ、その名も「スターバックス」に入ることにした。

僕は、ホットコーヒーを注文した。
スタバのホットコーヒーは、とても美味しい。

ここで、コーヒー素人の私が、スタバのコーヒーについてあえて専門的に説明すると、
まず、豆がそんじゃそこらのものと違う。キリマンジャロ産だ。
しかも、ただのキリマンジャロ産でない。キリマンジャロ山の中でも標高5,000m以上の北部の過酷な気候の環境で育ったコーヒー豆の中から、
バリスタ歴35年の顎髭を蓄えた白髪交じりのおじいが厳選に厳選を重ねた上でさらに厳選を重ね厳選しつくした後、それらの豆を15時間じっくりと丁寧に焙煎した深入りのコーヒー豆である。

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キリマンジャロ
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コーヒー豆

念のため、補足はしておくが、私はキリマンジャロ産のコーヒー豆について一切の知見はなく、さらには「焙煎」「深入りのコーヒー豆」が具体的にどういう事象や状態を指しているか全く想像できていない。キリマンジャロにいたっては、「外国にある高めの山」という認識で、ワタピの中での妄想の範囲、かなり主観的なキリマンジャロになってしまった。

私の中のキリマンジャロについては、本題と一切関係がないのでいったん忘れていただきたい。

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コーヒーをものみおわり、instagramでひとしきり可愛い女の子を探すのにも飽きがきたのでそろそろ出ようと思った。


外は、相変わらず寒かった。
駅にむかって歩を進めた。

その時だった。ふと、腹部に強い衝撃を感じ、ひとつの感情に襲われた。

「あ、うんこしたい♡」

店内の気温と外の温度差による緊急性の高い腹痛だ。
文章では、♡となっているが当時を思い返すとそんじゃそこらの生易しいレベルではなかった。
うんこの緊急度レベルでいうとレベル42くらいであった。

うんこの緊急度レベルを知らないという方のために、WEUの指標を参照して頂きたい。
(World emergency Unnko)

レベル1 
わずかな便意。踏ん張ってみても、便がでるかでないか微妙なライン。違う作業をしていれば、便意のことすら忘れるレベル。
レベル2 
多少の便意。朝ごはんを食べた後に来る程度の便意。トイレにいっておいた方が心理的安心感を得ることができる。
レベル3 
心地よい便意。昼食に豚骨醤油ラーメン餃子セット(ご飯大盛り)を食べた後に来る便意と同程度。全便意の中で最もスマートに便ができる状態であり爽快感も半端ない。
レベル4
 
黄信号便意。あと、1時間程度でOUTな状態。我慢はできるが、日常的な作業、仕事に支障がでる状態。

~~~~~
レベル10
非常に危険な状態。臀部に力を入れておかないとこぼれおちてしまう状態。便意で顔はゆがみ、眉間にしわがより、眉毛は吊り上がり般若の様子を呈する。自分の顔の表情をコントロールする余裕もない。

~~~~~
レベル20
このレベルの時に外出していると、トイレのある店を察知する能力が通常の125倍に上がる。

レベル42
性欲、金、承認欲求、権力、時間、愛。あらゆる人間の根幹的欲求の全ての欲求から解放される。このレベルで、突如童顔Gカップの超絶美女(性欲も強そう)が、ふと衣服を脱ぎだしたとしても、「うんこしたい」以外の感情が出ることはない。

以上のことから、レベル42の私の状態がいかに危険であったか容易に想像される。
当時の記憶はないが、恐らく、顔は苦痛でゆがみ、渋谷のギャルには一切目をくれていなかっただろう。
「うんこやべえ~~」以外の記憶がないので、もしかしたら、道の片隅でクラブ帰りのビッチギャルが左乳房をだしながら「お兄さ~ん♡」と言いながら、道玄坂のラブホに手招ていた可能性もある。真相はわからない。


とにかく、非常に切羽詰まっていた。
僕は、一刻も早くトイレを探さなくてはという感情に駆られた。

道路をはさんだ、50m程度先に有名日用雑貨セレクトショップ、その名も「ローソン」を見つけた。
私は少し落ち着きを取り戻した。

店にはいった。トイレはなかった。都心コンビニあるあるだ。
都心のコンビニはなぜトイレがないのか?アダルトコーナーなんかつぶして、トイレをの方が需要が高い。有料だとしてもトイレ使用したい客はたくさんいるだろ。
などという感情は、一切わいてこなかった。
当時の感情は「ローソンFU●K YOU」だった。

一度、トイレチャレンジに失敗したこともあり、精神的にも追い詰められ、レベルは48に上がっていた。

ちなみにレベル48の状態を一言で表すとするなら「覚悟」である。
ここでいう、覚悟はトイレで用を足せなかった場合をかなりリアルに受け入れようとしている精神状態をさす。さらには対処法についてまで考えを巡らせている状態にある。
精神状態は、一般人が通常の生活ではたどり着けない境地に足を踏み入れている。うんこに対して抗うことをせず、流れに身を任す。そんな状態。

さて、レベル48に達したワレお腹の状態を察すると諦めムードが漂っていた。
ふと空を見上げた。
視線はあるお店を捉えた。
「TOWER RECORDS」だ。

この店に入った理由として、コンビニは都心の場合トイレのない可能性が高くヨネスケ方式で何店舗も突撃するのは危険と判断した点。
また、大型の店舗であればトイレ数も多いはずという、スマートロジカルシンキングの末、この店に決めた。
また、お店が大きい分、何階にトイレが設置されているかの判断を瞬時に下さないといけない点。時間の猶予がない点も、十分僕のお腹は理解していた。


まず、お店にはいると、店員さんに声をかけてトイレの場所を聞こうと思ったが肝心の店員が見当たらない。
0.00001秒間「店員FUCK YOU」と心で叫んだ。
ふと、地図を見つけた。その地図には、クリティカルにトイレの位置が示されている。ここから最も近いトイレは3階ということがわかった。








3階を、遠いと感じたのは人生で初めてだった。
また、3階まで安全に登り切れるか不安になったのも人生初だった。恐らく、あの瞬間に3階へ登るのに必死だったのは、日本全国を探しても私だけだったと思う。




エスカレーターに乗った。
ほんとは、歩いて登りたかったが、下手に歩くと「ヤツ」が尻の穴からこんにちはする可能性がかなり高いと直感的に感じたので安静にした。


なんとかして鬼の形相で、3階にたどり着いた。途中走馬燈を見た。
ようやくトイレを見つけた。
うんこレベルは61に達していた。

レベル61に達すると、トイレのピクトグラムに愛情を感じるようになる。


トイレを見つけた私は、慎重に歩を進めた。ここで歩のスピードを速めるとヤツの術中にはまっしまう。
私は冷静だった。



残り10m。

ここにきて、今まで戦い抜いたプレッシャーからの解放なのか、一気に安心感がこみ上げる。
と、同時に急激に便意が上昇し、一気に臨界点まで達する。



残り5m



やばい。やつが来る。

僕は、最後の策を打った。ベルトをとりながら、チャックを開け個室に向かって走った。
大便がもうこんにちはすると同時に、アナルの発射角内に便器を捉えればよい。
便器に座る時間すら惜しい状態だ。

僕は、個室にはいった。鍵はしめなかった。しめる余裕はなかった。

作戦通り、アナルが便器を捉えているのを把握した。
あとは、やつがこんにちはする前にズボンとパンツをおろせば、勝負に勝てる。
勝てる、勝てるぞ!KATERU☆ZO!!!!!!!!!!!

















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僕は、パンツとズボンをすべて脱いでいた。
右手には大量のトイレットペーパー。けつから太ももにかけてひんやりとした液体の感覚を感じていた。
履いていたパンツは、ヤツで湿っていた。

僕は、勝負に負けた。



不思議と悔しいという感情はなかった。
残ったのは、圧倒的な爽快感。んん~っすっきり♡






と、2018最後にこんな記事で終わってしまった。
不快感と便意に襲われてしまった方には、申し訳ない。
年末に書くような記事でもなかったかなとなんとなく感じている。


2018年を振り返ると、こんな変な文章でも何人かの方から声をかけてもらうようになった。(全員身内w)


「あなたの文章で人生がかわった」「私もバショウさんのようになりたい」というような声は一切聞いていないが、
多分、皆の照れだと思っている。恥ずかしがらず、どんどんコメントして私の承認欲求をくすぶってほしい。




2019年も、皆様のためになる記事は一切書かず、しょうもない記事を書いていきま~す☆
2019年もよろしくお願い致します。



ではでは